MARVEL SUPPLYでは、10種類以上のSaasを使って社内システムを構築しています。そのほとんどがHubspotをプラットフォームにして構築しています。2020年1月17日に行われた札幌jp-stripesでLTした内容をブログにしました。札幌jp-stripesを聞き逃した方も、是非ともお読みいただき、業務の参考にしてください。
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MARVELSUPPLYは、2005年に設立し主にデータ分析業務を受託していました。おそらく、他の企業と同じように、エクセルでお客様名簿を整理し、年末と暑中見舞いのハガキをお客様に送付する。メールは社員が個々に使い、名刺も個人管理でした。営業は決まったプロセスはなく、なんとなく紹介や決まったお客様からのお仕事で会社がまわっていました。もちろん、情報の共有もされず、当時はチャットなどのツールもない、カレンダーは手帳。そんなアナログでバラバラな状況でした。
MARVELSUPPLYは、今でこそ、Hubspotのパートナーですが、無料トライアルを1年以上使用していました。その前はCRMのZ、グループウェアKを使用していました。CRMに顧客情報、見込顧客情報が貯まってくると、営業管理もしたい、メールも送りたいなど、その情報をもとに顧客との接点を持ちたくなってしまうのです。
その後、しばらくたってHubspotからインサイドセールスを受け、色々とお話を進め、有料プランの導入、パートナーと進んできました。
大きな声で言えるのは、
「私たちも無料トライアルから始まった」
ということ。
当初、Hubspotの導入目的は、業務の効率化でした。
もちろん、その目的は果たされています。
課題だった、情報共有、案件管理、顧客接点の増加など、業務の効率化が進んでいきました。
しばらくたつと、業務効率化は、誰のためなのか?社員のため?管理者層のため?そのような疑問が湧いていきます。
世界中(インターネット上なので適切ではないかもしれませんが)には、たくさんのSaasがローンチされています。では、どのSaasを使いますか?
人気のチャットツール、タスク管理ツール、グループウェア、SEOなどこれらをまとめたもはカオスマップと言われるほど、カオスな状況にあります。
私たちが救われたのは、Hubspotがプラットフォームとして利用していることで、Saasの選択が非常に簡単になりますし、それらを有機的につなぐことができています。まだまだ
皆さんの参考になればとMARVELSUPPLYのSaasシステム構成をまとめました。
下のスライドを見てもらうと、SNSから会計システムまでがHubspotを介してつながっているのが、わかると思います。jp-stripes当日に受けた質問に、導入にどれくらいかかりましたか?という質問がありましたが、順次導入し、半年ほどかかりました。
特に、会計システムの載せ換えが一番大変です。会計だけではなく給与計算など、最も重要なバックオフィスツールです。しかし、銀行はもちろん、Stripeとつながっているので、BtoBでクレジットカード払いができるお金の流れがスムーズになりました。
そのほか、業務管理系、コミュニケーション系、ストレージ系、ミーティング予約でGoogleカレンダーもHubspotと連携しています。
詳しくは、下のスライドを見て見てください。
中小企業こそ、Saas導入を!
中小企業にとって、直接、売り上げにつながらない費用は出したくないものです。
しかも、採用が難しく、働き方改革もあって、人がやらなければならない仕事はやらないようにしたいものです。
人がやらなくていい仕事とは、
・繰り返し行われる仕事
・考えなくてもできる仕事
・間違いやすい仕事
・インターネットでつながってる仕事 などです。
これらの仕事は、すぐにSaasに置き換えましょう。
そして、新たなシステム開発は中止しましょう。
システム開発は、「今」の会社に合わせてシステムが作られることが多いです。
つまり、システム開発は「紙がデジタルになっただけ」です。
Saasのメリットは、他社の成功事例をSaasベンダーがシステムに取り入れてくれるところです。
あなたの会社でもSaasで社内システムを構築して見ませんか?
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